問：「文章のまとめが書かれている」と感じられる文に接続表現があれば、書いてください。（注意：接续词不加标点符号，如そして）①この間、子供たちが「お母さんごっこ」をしているものを見て大変驚いた。②なんと子供たちに一番人気がある役は、犬や猫なのである。③じゃんけんで勝った子供たちは喜々としてペットになっている。④２番目が赤ちゃん、３番目がお兄ちゃんお姉さんと続き、４番目がお父さん、そして、じゃんけんで一番負けた人がお母さんになるというのだ。⑤「お母さんごっこ」である以上、お母さんが一番人気なのだと思っていたのだが、どうも最近は違うらしい。⑥それどころか、「お母さんごっこ」という遊びの名前さえ，「お家ごっこ」という名前に取って代わられているというのだ。⑦しかし、なぜ「お母さん」は一番人気がない役になってしまったのか。⑧子供たちに聞いて見ると、「お母さんは面倒くさい、みんなに、あれやって、これやって、と言われるから」と言っていた。⑨ちなみに、ペットや赤ちゃんの人気が高いのは、「ワンワン」や「アーンアーン」などとないて、みんなにかわいがられているだけでいいからだという。⑩では、お母さん役の人気がなくなったのは、本当に面倒くさいことが一番の理由なのだろうか。⑪それならば、そもそも「お母さんごっこ」という遊びは生まれなかったのではないだろうか。⑫なぜなら、今より家電製品も冷凍食品も発達していなかった時代は、お母さんの仕事はもっと多かったはずだからである。⑬それでも、お母さんの役は子供たちにとって憧れであったのだ。⑭現代において失われたもの---それは母親の誇りなのではないだろうか。⑮以前は、母親であることは家族の中心の象徴であり、家族が居心地よく暮らしていけるようにすることに母親たちは誇りを感じていた。⑯しかし、最近では、「子育て」ではなく、「孤育て」という名称で新聞に連載されるように、母親になることは、社会からの孤立であったり、今までのキャリアとの決別であったりする。⑰つまり、現代の母親たちは、母親であることにそれほど誇りが持てなくなっており、それを取り戻すことが求められているのである。⑱子供たちは敏感だ。⑲表面的には母親の仕事は楽になっているように見える。⑳しかし、子供たちは母親たちの心の変化を感じ取り、「お母さん役は面倒くさい」ととらえるようになったのではないだろうか。㉑「お母さんごっこ」という名称が復活し、その中でお母さん役が人気を取り戻さない限り、日本の少子化問題はなくならないであろう。